野菜や果物を選ぶときに、オーガニック・有機栽培などの表示を
ご覧になられたことがあるのではないでしょうか。
私は、オーガニック・有機栽培の野菜や果実は、
選ぶときの選択肢の一つとして存在しています。
身体によいからというイメージちょっと違って、
育ち方や作り方に魅力を感じるので積極的にチョイスします。
ザックリ説明すると(またザックリやな~と言われちゃいそうですが。笑)
オーガニック=有機栽培は、同じという認識でよいかと思います。
オーガニックや有機栽培を表示するためには、
国によって基準は異なるものの、
日本の農林水産省の基準では、「有機JAS制度」で細かく定義がされています。
軸としての考え方は、
農薬を使用していないわけではなく、同じ働きをする農薬でも、
天然原料によるものはOK、化学合成されたものはNGという考え方です。
あとは、遺伝子組み換えの技術を使用しない、種まきや植え付け前の2年以上
有機肥料での土づくりをした畑であることなどなどの条件をクリアしないといけません。
つまり、オーガニック・有機栽培=無農薬というわけでは、ないということ。
(最近は、無農薬・減農薬・無化学肥料・減化学肥料などの表示は原則禁止とされています。)
弊舗の奈良漬で使う「野菜」は、有機栽培ではないのですが、
農薬の使用を限りなく少なくし、自然のチカラに任せたお野菜や果実を使用しています。
たとえば瓜は、徳島県産で初夏の時期に収穫されたものしか使用しません。
その年によって、大きさや密度も違いますし、良い・悪いもありますが
研究熱心な農家さんたちの手によって、その差を極めて少なくしていただいています。
オーガニック・有機栽培だからといって、
同じものばかり食べることは栄養バランスが崩れてしまいます。
食べる量が多すぎても、胃腸に負担がかかるばかりで、
カロリー過多になっては、体重を減らす目的のダイエットにもなりません。
*大前提として、摂取カロリー < 消費カロリー が成立しないと1グラムも減りません。
ゼロキロカロリーゼリーを1週間などをすると、一時的に体重は減ります。
しかしながら、必ずリバウンドをして、痩せづらい身体が出来上がってしまうので要注意です。
気が付けば、12月!
1日でも早くマスクをはずして、
誰もが笑顔で過ごせる日が訪れますように。
森奈良漬店 5代目・森 麻理子